ニュース

news

『封筒屋として培った技術を応用 平袋のパッケージを紹介』

「JP2017 ICTと印刷展」への出展に際し、印刷ジャーナル様に、弊社について取り上げて頂きました。

(2017年4月15日号)


(以下、誌面より)

封筒一筋60年の歴史を誇る緑屋紙工(株)(本社/大阪市平野区、薮野浩明社長)はJP2017に出展し、「何でもできる封筒屋」として様々な封筒を紹介するとともに、長年にわたり封筒屋として培った技術を応用した平袋のパッケージを紹介する。ブースは2-35。

封筒屋として培った技術を応用 平袋のパッケージを紹介

同社は約800種類の窓加工のタガネを保有し、様々な窓付き封筒を低コストで制作することが可能。

また、 特殊紙による別注封筒を得意としており、様々なオリジナル封筒を開発しているが、今回のJP展では封筒ではなく、商品のイメージを向上させる様々なデザインのパッケージサンプルが同社ブースのみどころとなっている。

一般的に封筒メーカーが得意とするのはクラフト封筒であるが、これに対して同社では、特殊紙を得意としているため、特殊紙を活用したパッケージサンプルで差別化を提案する。

同社・営業の辰巳 敏氏は「和紙やグラシンペーパー、トレーシングペーパーなどの用紙を使用したパッケージも生産できる。 これによりハンカチや下着などの衣類をはじめ、お袋、牛タン、ぜんざい、昆布などの食品関係まで、デザイン性に富んだ様々なパッケージを生産できる」とアピールする。

また、同社では窓から商品が見えるような大きな窓がついたパッケージ、PP加工済みの用紙を利用したパッケージの生産も可能。

辰巳氏は「PPを貼っていると糊がつきにくい、きれいに抜けない、また、生産性も落ちるなどの理由で受注したがらない製袋会社も多い。

しかし、当社はそれを積極的に受注できるノウハウを持っている」と自社の技術ノウハウに自信を示す。

板紙のパッケージと比較しての用紙によるパッケージの優位性について辰巳氏は「商品にもよるが、板紙で合紙するよりも、用紙の方がストレートにバリエーションが豊富であり、紙代も安いためコスト的にも優れている。

用紙を活用した平袋のパッケージはアイデア次第で様々な用途に活用できる」と説明する。

「何でもできる封筒屋」をアピール

別注・特注封筒を得意とする同社のブースではこのほか、昨年のJP展でも紹介した35×55ミリのミニ封筒 「プチ袋」、レーザープ リンタ対応の窓付き既製品封筒「オンdeマド封筒」、オリジナル情報を封入することができる封筒型名刺「名刺DE封筒」のサンプルも展示。 「何でもできる封筒屋」をアピー ルする。

「封筒加工業の技術を活用すれば、できることはたくさんある。普通の封筒だけでは需要は減っているが、技術ノウハウを活用して様々なジャンルの仕事に挑戦していきたい」(辰巳氏)

タイトルとURLをコピーしました