制作事例

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封筒によく使う紙の紹介➀【コート/純白/未晒/片艶晒】

今回の加工紹介は【封筒によく使う紙のご紹介 コート/純白/未晒/片艶晒 】についてご紹介いたします。

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説明動画

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コート紙

コート紙の特徴は塗工紙であるため光沢があり印刷色の再現性が高く発色が良いことです。
そのため写真などの印刷柄に適しており、パンフレットやチラシなどによく使われています。
デメリットとしては筆記や押印に不向きで糊付きも悪い点です。
封筒にもよく使われる紙ではありますが上質やクラフトに比べて少し加工しにくい部類といえます。


封筒として用途:学校用具の申し込み袋/花の種袋/チケット封筒/缶バッジ袋/トレーディングカード袋 


     コート紙に印刷           上質紙に印刷


純白ロール

純白ロールの特徴は封筒としては薄めの紙厚と表面がツルツル、裏面がザラザラの表裏で異なる紙質です。
白い紙の包装用紙としてよく使われますが封筒としては神社の袋や薬袋でよく使用します。
紙厚は50~65g程度の純白ロールとしては厚めのものを使って袋にします。


封筒として用途:神社用袋/薬袋



未晒クラフト

一般的な封筒でよく見る黄色っぽいクラフトよりも濃い茶色のクラフト紙です。
針葉樹を原料としており繊維が長く、印刷用紙に比べて強度のある包装紙になります。
強度があるので角底袋などのようにマチがあって少し重みのあるものを入れる袋にも使えます。
薬品によって紙を漂白する度合いによって未晒クラフト、半晒クラフト、晒クラフトといったように白さが変わります。
未晒クラフトは漂白薬剤で晒していないクラフトになります。
この天然の茶色さを活かして単色の印刷や活版、蝋引きなどとデザインの相性が良く自然素材のレトロな雰囲気を出せます。


封筒として用途:紙製パッケージ/雑貨包装袋/手提袋/角底袋/ガゼット袋 


           左が未晒クラフト、右が半晒クラフト

片艶晒クラフト

片艶晒クラフトは漂白された白いクラフト表面にプレスして艶を出したクラフトです。 片面がツヤツヤ、もう片面がザラザラしておりツヤツヤ面は印刷適性にも優れ、クラフト特有の丈夫さも兼ね備えています。 純白ロールとよく似ていますが片艶晒の方が紙厚は厚く純白ロールの方が薄い紙になります。 あえて袋の表面にザラザラの面を使うことで疑似和紙的な風合いになるのを利用したデザインの封筒も作れます。

封筒として用途:紙製パッケージ/雑貨包装袋/手提袋/角底袋/ガゼット袋 

みどりん
みどりん
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