窓加工のフィルムについて
PROCESSING封筒の窓に加工するフィルムは主に4種類あります
封筒の窓素材といえばセロファンなどのプラスチック素材を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
セロファンだけでなく、紙製のフィルムや土に返るエコロジーな素材もあります。
こちらのページでは、封筒の窓に使用される窓フィルムの種類について、それぞれの特徴を解説させて頂きます。
セロファンフィルム
35μで一般的な窓フィルムです。
中身をしっかりと見せることのできるフィルムなので窓付きのパッケージなどにお勧めです。
メリット
- 透過性の高いフィルムで、封入物の印刷内容が識別しやすいです。読み取り機での読み取りにも適しています。
- 弊社の使用しているフィルムはリサイクル材料から作られる環境に優しい材料を採用しています。
デメリット
- 素材がプラスチックなので、廃棄時には封筒から窓フィルムを剥がすゴミの分別が必要です。
【関連リンク】
パッケージの制作事例
グラシンフィルム
薄い半透明の紙で和紙や和風の紙を使った封筒との見た目の相性が良く、和風のパッケージなどにも使いやすい素材です。
メリット
- 紙製ですので、ゴミの分別が不要なエコロジーな窓素材です。
古紙回収に混ぜることが可能です。 - 封筒にプラスチックを使っていないというアピールに適しています。
デメリット
- 紙特有の湿度変化があり、湿気に弱くシワなどができやすいです。
- 半透明の素材なので、封筒の内容物によっては識別しにくい(見にくい)ことが無きにしもあらずです。
生分解フィルム
植物由来の素材でできている、環境に優しいエコロジーなフィルムです。
※見た目はセロファンフィルムと同等です。見分けが付きません。
メリット
- 土に埋めれば自然のバクテリア・微生物によって分解されます。
- セロファンと同等の透明度で、封筒の内容物がはっきり識別できます。読み取り機との相性も良いです。
デメリット
- 常に在庫しているものではなく、納期に影響する可能性があります。
- 生分解フィルムは仕入れコストが高く、封筒の製造コストが他のフィルム使用時よりも高くなります。
レーザープリント対応フィルム
オンデマンド印刷機などのレーザープリント機に通しても、溶けずにフィルム自体にも印刷が可能なペット素材のフィルムです。
弊社ではこちらの窓フィルムを利用してオンdeマド封筒という商材も開発・販売しております。
メリット
- 封筒の窓部分に印刷ができるため、デザイン/表現の幅が広がります。
- 窓フィルムにデザインが施された封筒は、受け取る方にインパクトを与えることができます。
デメリット
- 印刷ができるのは、オンデマンド印刷機などレーザープリント機のみです。