01 どんなご要望にも応える

FUTOKOBOの解決事例

窓付封筒、
小ロット・短納期でお願いします

ご提案!

窓付封筒
きっかけ START

窓付封筒をレーザープリンターで印刷するニーズ

一般的に販売されているセロファン窓の封筒は、レーザープリンターに通すとプリンター内の熱にセロファンが耐えられず、大きくシワが入ることがあります。弊社で窓付封
筒をご購入いただいたお客様からも、同様の現象が起こり、うまく印刷できなかったとご連絡いただくことがありました。

そのため、通常の窓付封筒に印刷を希望される場合は、既製品に対応したオフセット印刷機を保有している印刷会社に依頼していただくなど時間とコストがかかっていまし
た。

レーザープリンターを用いたオンデマンド印刷のいいところは、必要な時に必要な枚数
だけ印刷ができるところ。
そのメリットを生かすため、「レーザープリンターで印刷できるセロファン窓の封筒を作りたい」と思い立ち、新たな封筒制作への挑戦がはじまりました。

チャレンジ! CHALLENGE!

熱に強いフィルムを見つけ、機械に通せ

レーザープリンターの熱に負けない素材はないか、フィルム屋さんに問い合わせたところ、融点が通常のフィルムより高い「PETフィルム(融点は260℃)」があることを知り、早
速機械に通してみました。

しかし、窓を貼る工程で通常の窓フィルムと同じように機械を動かすと、通常のフィルムより密度と厚みがあるせいか、PETフィルムの窓が切れない!試行錯誤を繰り返し、フィ
ルムをカッターに押し当てる力を強くするなどして、何とか切れるようになりました。

このPETフィルム窓は、レーザープリンターで印刷できることに加え、実はもう一つ特徴が。それは、フィルムにも印刷ができること。窓フィルムへの印刷は、10年以上前から弊社でも取り扱っており、お客様からも好評でしたが、対応できる印刷方式が大ロットのみでコストが高く、小ロットを希望される方への対応ができませんでした。

PETフィルム窓を導入したことにより、小ロットでのフィルム印刷の問題も解消。画期的な封筒の誕生につながりました。


現在 NOW

印刷所様や一般企業様からも大好評

その後、PET窓を使用した「角形A4号」「長形3号」「洋形0号」の窓付封筒を『オンdeマド封筒』と名付け商品化。
オンデマンド機をお持ちの印刷所様や自社の封筒を少しずつ印刷されるような一般企業様からご好評をいただいています。

基本的には既製品での販売となりますが、特注製作でサイズや紙の変更にも対応しております。FUTOKOBOでは、ご請求書のデザインを毎月変えて「長形3号のオンdeマド封筒」に入れて郵送しています。もちろん、窓フィルムへの印刷も活用したデザインです。

まとめ

PETフィルムは、安定稼働ができるようになった今でも機械の力の調整は必須で、回転もあまり上げられない“製造の難しい素材”ではあります。FUTOKOBOならではの技術と対応力が可能にしている商品であると自負しております。

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