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『肌触りふわり 淀川ヨシ封筒』

弊社が淀川のヨシを原料にした封筒を手掛けたことについて朝日新聞様に取り上げて頂きました。

(2013年7月10日号)


(以下、誌面より)

大阪市のメーカーが淀川のヨシを原料にした封筒を開発中だ。

デザインも通天閣や十三大橋などの大阪の名所をあしらい便箋とセットで今秋に売り出す。

電子メールの時代だが、手紙や封筒に再び目を向けてもらうきっかけにしたいという。

肌触りふわり淀川ヨシ封筒

通天閣や十三大橋デザイン

大阪のメーカー地元にこだわり

手がけているのは1957年から封筒づくり一筋の「緑屋紙工」(平野区)。

手紙を出す人が減り、封筒が使われない状況に危機感を持った薮野浩明社長(51)は「封筒の新たな魅力を出せないか」と模索。

1年ほど前、福井県越前市の製紙メーカー「山田兄弟製紙」と出会った。 同社は10年以上、高槻市の淀川でヨシ原の環境保全活動に取り組み、伐採したヨシを原料に和紙を製造している。

そこで両社で「大阪にこだわった製品」をつくろうとなった。

開発中の封筒と便箋には、今年2月に淀川で伐採したヨシを原料にした和紙を使う。 他の原料に比べて加工に手間がかかるが、山田兄弟製紙の山田晃裕社長(49)は「ふわっとした肌触りのやわらかさが特徴」と話す。

封筒のデザインは、昭和時代の大阪駅といった懐かしい景色も盛り込み、20種類程度から選べるようにする。

封筒と便箋のセットは500円前後で販売予定。

薮野さんは「ひと味違う封筒と便箋を使って、電子メールでは伝え切れない思いを送ってほしい」と話す。

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