■封筒工房通信 Vol.67(2025.05)

★このメールは、以前に弊社営業担当とお名刺交換させて頂いた方、弊社サイトより封筒展開図テンプレート等をダウンロード頂いた方へお送りしております。
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加工紹介

以前にも一度ご紹介させていただきましたがお問合せが多い紙のため再度【トレーシングペーパーの封筒】をご紹介させていただきます。

説明動画

【動画での説明はこちら】

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半透明の透け感と硬めの質感

トレーシングペーパーの最大の特徴である半透明の透け感とプラスチックのような硬めの質感は非常に人気が高く、高価な紙にも関わらずご相談をよくお受けしています。
トレーシングペーパーの袋に入れることですりガラス越しのように中身が見えるようになります。

  • 何も入れていない状態

  • 中にカードを入れた状態

印刷も問題なく出来ます

弊社ではトレーシングペーパーでのオフセット印刷やオンデマンド印刷、箔押しなどにも対応しています。
透け感のある紙ですので無地で使うことも多いですがあまり見せたくない箇所はベタ印刷で見えづらくする、 社名やロゴを入れるなど印刷を入れたものも多いです。
特に箔押しは紙自体の風合いとの相性が良く非常に高級感あふれる仕上がりになります。

トレーシングペーパー製袋での注意点

人気のトレーシングペーパーですが製袋の加工では以下の点に注意が必要です。

  1. 紙質がプラスチックのように硬いため折れづらく、折った箇所が割れやすい。紙厚が厚いほど顕著です。
  2. 紙質が硬く紙を束ねての断裁で刃が負けてしまい断裁適正が低い。そのためトムソンでの抜き加工を推奨しています。
  3. 製袋糊の浸透がしづらく接着が弱いのでより強い糊に変える必要があります。
  4. 紙が透けているため貼り合わせ箇所の糊やテープなどが透けて見えます。
  5. アラビアやアドへヤなどの口糊加工は接着が悪く口糊には両面テープを推奨しています。

このように加工屋泣かせの紙と言えます。
しかし緑屋紙工ではトレーシングペーパーでの加工実績が多くあり、得意としていますので安心してご相談ください。

詳しい説明は封筒工房の製作事例をご覧ください

展示会出展予定

【九州印刷情報産業展】

2025年5月30日(金)~31日(土)福岡国際センターにて開催予定の【九州印刷情報産業展】に出展予定です。

今年も九州の皆様に、弊社の新商品をお届けに参ります!弊社ブースでその魅力を感じてください!

「ブースにお越しくださる皆様に朗報!!」

弊社ブースにお越し頂いた方、お名刺交換させて頂いた方に、アサガオの種が入ったプチ袋をお配りしております!

弊社のプチ袋はこのような種袋としてもお使い頂けます!ノベルティや販促物にぴったりなアイテムです。ぜひ弊社ブースにお越しください!

九州印刷情報産業展の詳細はこちらのページをご覧ください

弊社では新商品をご紹介させていただくにあたり、実際に手にとっていただくためのサンプルとその解説資料をご用意しております。
御社の営業活動にお役立ていただけましたら幸いです。

展示商品のご紹介

「サイドヘッダー付紙製パッケージ」

吊下げ用のヘッダーがついたタイプの紙製パッケージ。
吊下げ穴と袋内部がつながっており中身が穴からこぼれる、内部の商品が吊下げ穴のところに入り込んでしまうなどの問題が解消されています。
この画期的な紙製パッケージに弊社の強みである様々な紙質で加工出来る点、様々なサイズに対応出来る点を活かすことで中に入れる商品に合わせた仕様での製作が出来ます。

※意匠登録申請中※

「ガゼットタイプ紙製パッケージ」

大容量でも安心!横マチ付きのガゼット袋。

大容量の商品を封入する際に、平袋ではどうしても膨らんでしまい不格好な見た目になってしまいます。
そのような場合、横マチ付き(ガゼットタイプ)の袋を使用することで厚みがある商品もスッキリ封入でき、見た目もキレイに陳列できます。

こちらのガゼット袋はすべて機械加工で製作できる為、角底袋などで内職作業で加工するのに比べ、納期やコストの大幅な改善にも繋がります。
加えて、中身を見せることができる窓加工や封入作業がし易いように口糊加工を施すこともできます。

封筒屋通信2025年5月号のご案内

通信サンプル5月号
今月の封筒屋通信は 【新バフン紙】 を紹介させて頂きます。

【新バブン紙】はざらざらとした手触りで、安心感のある丈夫な印象の用紙です。
明治時代にパルプの代わりに藁を使用して、作られた藁半紙の質感をそのままに作られていることも特徴のひとつになっております。

今回の封筒サンプルは六角窓のカマス封筒を作成させて頂きました。
ポストカードや写真など、きれいに封入できるサイズの封筒になっています。
窓付きの封筒も、弊社の得意とする加工のひとつです。このような封筒の製作もお気軽にお問合せ下さい。

封筒屋通信2025年05月号はこちら

おわりのことば

いつも封筒屋通信をお読みいただき、ありがとうございます。

辰巳

緑屋紙工の辰巳です。

最近、会社のノベルティとしてアサガオの種を仕入れたこともあり、花についての興味が湧いてきました。
そんな中、これから梅雨に入りますのでこの時期の花と言えば代表的なのが紫陽花(アジサイ)ですね。

この紫陽花は実は日本が原産なのですが江戸時代頃までは青い色からユウレイバナとも呼ばれ不人気だったのです。
ヨーロッパで品種改良が進んで逆輸入されたり、北鎌倉の明月院に植えられたものが人気スポットになったりなどで今の人気になったのです。

紫陽花は七変化と呼ばれ開花してから色が変化するのですがこれはアントシアニンという色素によるものでその土壌によってアルカリ性であれば赤っぽく、酸性では青っぽく咲きます。
時と場所、環境によって変化する紫陽花を見れる時期と考えると梅雨の楽しみが増えますね。

内原

こんにちは。緑屋紙工の内原です。

夏本番にはまだ少し早いですが、かなり日差しのきつい日も多くなってきました。皆さんも充分にお身体お気をつけてお過ごしください。

先日、「舞洲万博」!ではなく「万博記念公園」にある「NIFREL(ニフレル)」という水族館を主体とした博物館に行ってきました。
水族館と言えば、大阪では「海遊館」ばかり思い浮かび、恥ずかしながらこんなスポットが近場にあることすら知らなかったのですが、、(笑)

「NIFREL(ニフレル)」に行ってきていちばん驚いたことは、生きものとの距離がとても近いと感じることでした。
実際に触れることはありませんでしたが、生きものの動きや特徴をとても間近で感じることができ、施設のコンセプトである、「感性にふれる」そのままに、アートの要素など水族館のジャンルを超えて楽しむことが出来る空間でした。

「NIFREL」は開業して10年が経ちますが、もっと早いうちに足を運んでおけばと後悔しました。
「舞洲万博」など最新のスポット以外にも、まだまだ自分の知らない素晴らしい施設が沢山あると改めて感じました。これを機に、もっと色んな場所を探索していければと思います。