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『お年玉袋よりも小さい”プチ袋”の量産化を実現』

お年玉袋よりも小さい”プチ袋”について、印刷ジャーナル様に取り上げて頂きました。

(2018年1月1日号)


『プチ袋の量産化を実現』印刷ジャーナル20180101

(以下、誌面より)

緑屋紙工(株)は、これまで機械による製造が難しく、手作業でなければ製造が難しかったサイズの封筒(プチ袋)を、熟練スタッフによる地道なセッティングと、独自の補助器具を使用することにより量産化することが可能になった。

お年玉で使われるポチ袋は、幅64ミリ×高さ97ミリであるが、プチ袋は幅35ミリ×高さ55ミリとさらに小さなサイズとなる。

同社がプチ袋を展示会で配布したところ、これを機械で作っているのかと多くの来場者から驚きの反応があったようだ。

「プチ袋」のような極めて小さなサイズの封筒はこれまで(1)封筒の紙送りが安定しない(2)糊のトラブルが発生しやすい(3)底部分を折る際のベルトコンベヤーでの送りが安定しない などの理由から機械による製造は困難であった。

同社では今回、(1)(2)に関しては熟練スタッフが製造前の機械調整を地道に行うことによりトラブル発生を防止。 (3)に関しては、同社独自の補助器具を用意し、ベルトコンベヤーでの送りを安定させることにより成功した。

機械の稼働状況により納期は変動するが、約2週間の納期で1万枚の生産が可能であるという。


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