ニュース

news

■封筒工房通信 Vol.59(2024.9)

★このメールは、以前に弊社営業担当とお名刺交換させて頂いた方、弊社サイトより封筒展開図テンプレート等をダウンロード頂いた方へお送りしております。
今後メール配信が不要な方はお手数ですがメール下部の配信解除フォームより配信解除をお願いいたします。

加工紹介

今回の加工紹介は【大カマス封筒(角型カマス)】についてご紹介いたします。
【動画での説明はこちら】

説明動画

↑こちらをクリックしていただけましたら動画へ飛びます


大カマス封筒

サイズは角型封筒のまま長辺にフタがあるタイプの大カマス封筒です。
両サイドの糊代を折り、底(裏面)を折り返して糊代と貼り合わせ封筒にします。
どのサイズからを大カマスとするかは判断が難しいところですが弊社では封筒の天地寸法が展開状態で355mm以上あるものを大カマスと呼んでいます。
これは展開天地寸法が355mmを越えると小型のカマス製袋機では貼れず、大型のカマス製袋機を使うサイズとなるためです。
この展開天地355mmというのは角6カマス(仕上がり天地寸法162mm)の展開天地寸法がおよそこのサイズに該当します。

大カマス展開

↑このカマス封筒の展開天地寸法は370mmのため弊社では大カマスになります


不動産、ホテル、ブライダル業界などのDMや資料送付用に最適

長辺にフタがあるため中身の書類などを出し入れしやすい強みがあります。
また、タテ型の角型封筒に比べて大型の洋型封筒は生産数が少ないこともあり、角型封筒ほど出回っていませんのでオリジナリティや訴求力は高いと言えます。

タテ型封筒よりも厚い紙厚でも加工出来ますので<110>~<135>程度の厚さの特殊紙を使って加工することも多いです。
このように特別感、高級感を与えたい封筒を角型サイズで作りたいという時に大カマス封筒がおススメです。

詳しい説明は封筒工房の製作事例をご覧ください

封筒屋通信2024年9月号のご案内

通信サンプル9月号
今月の封筒屋通信は 【OKミューズバナナ】 という用紙を紹介させて頂きます。

こちらの用紙は不規則なレイド模様が特徴的な用紙です。
落ち着いた色味と優しい手触りが相まって、社用封筒からパッケージ商品まで様々なシーンでお使い頂ける用紙になっております。

この用紙に限らずですが、レイド(縞模様)がある用紙はレイドの向きによって仕上がりの印象が変わってしまうので、デザインや加工の際には注意が必要です。

今回はこの用紙を使用して、洋2サイズ(162×114)のカマス封筒を作成しました。
封筒には、「アラビア糊」という糊を加工しており、切手と同じように水を付けて貼り合わせることで接着することが出来ます。
このアラビア糊以外にも、「アドヘヤ糊」「ホットメルト糊」「両面テープ」といった口糊加工があり、用途やコストに合わせてご提案させて頂きます。

通信サンプル9月号

封筒屋通信2024年9月号はこちら

おわりのことば

いつも封筒屋通信をお読みいただき、ありがとうございます。

辰巳

緑屋紙工の辰巳です。
以前にも取り上げたことがありますが10月からいよいよ郵便料金の値上げが始まります。

はがきが65→85円、定形郵便25g以内が84→110円。50g以内が94→110円、速達250g以内が260→300円
といったようにおよそ15~30%の値上げ幅となっています。

郵便事業に赤字が続く理由としては物価上昇、働き方改革、物流コスト上昇、IT技術の進歩による郵便の減少など様々な要因がありますが
今回の値上げは最小限の見直し幅であり、今回の値上げで一時的には郵政は黒字に転じるもののすぐに赤字になることが予想されていますのでさらなる値上げの可能性は高いと思われます。

企業における郵便料金の値上げ対策として取り上げられるのが「請求書のペーパーレス化」です。
これはビジネスフォームや封筒に携わる企業としては非常に大きい問題ですが元々そういった流れ自体はありましたので流れが早まるだけで必然と言えるかもしれません。

以前に取り上げました通り日本の郵便システム・サービスは非常に優れておりスピード、正確性、公共性、価格などあらゆる点で素晴らしいものですが時代の流れと共に求められるものも変化しており、それに順応して企業も変わる必要があるのだと感じます。

内原

緑屋紙工の内原です。
もうすぐ10月に差し掛かかりますが、日中はまだまだ暑い日が続いています。
朝晩との寒暖差も大きくなってくるかと思いますので、皆様お身体に気を付けてお過ごし下さい。

先日、大阪で開催されていた「トムとジェリー展」を見に行っていきました。

子供の頃、大好きだったアニメでビデオが擦り切れるほど何度も見返したことを覚えています。
会場では、原画やコミカルなオブジェ、当時のアニメーションが流れていたりと、とても見所満載の展覧会でした。

今回の展覧会は2025年に「トムとジェリー」が誕生85周年を迎えることを記念して開催されており、いつまでも色あせない作品の凄さを改めて感じることができました。
私も製造業に携わる人間として、お客様の記憶に残るような商品をお届け出来ればと感じた一日でした。  

タイトルとURLをコピーしました