トレーシングペーパー封筒

中身が透ける封筒

今回の加工のご紹介は【トレーシングペーパー】です。
トレーシングペーパーは複写するために半透明になっているのが特徴で同様の半透明の紙にはグラシン紙やパラフィン紙などがあります。
これらのグラシンやパラフィン紙に比べて硬めの質感と紙厚が厚いのが特徴です。
封筒においては70g~120g程度の厚さが多く使われます。

トレペ
トレーシングペーパーにおける封筒加工

トレーシングペーパーは一般的な洋紙に比べて加工が非常に難しい紙です。

  1. 1.紙質がプラスチックのように硬いため折れづらく、折った箇所が割れやすい。紙厚が厚いほど顕著。
  2. 2.紙質が硬く紙を束ねての断裁で刃が負けてしまい断裁適正が低い。そのためトムソンでの抜き加工を推奨。
  3. 3.製袋糊の浸透がしづらく接着が弱いので糊を変える必要がある。

このような問題がありますので加工屋泣かせの紙と言えます。
緑屋紙工ではトレーシングペーパーでの加工実績が多くありますので安心してご依頼していただけます。

トレーシングペーパー封筒の用途

中身が透けて見える透明性という特徴から以下のような封筒で問い合わせをいただくことが多いです。

  1. 1.通常の紙とは違った質感のレターセットや紙雑貨
  2. 2.透明性と中身が見えることを活用したデザインのDM
  3. 3.中身が見えることを利用しての紙製パッケージ。OPP袋の代替品として。
  4. 4.紙ファイル。ポリプロピレン製のクリアファイルの代替品として透明な紙で。

その特徴的な紙質を活かして
「あえて中身を透かして見せる」ことでデザインの幅を広げたり、インパクトのある商品に仕上げることが出来ます。
その他にもご要望、ご質問などがあれば遠慮なくお問い合わせください。

みどりん
みどりん
通常の紙とは違う透明性やガラスのような硬めの質感からデザイナーに人気の洋紙です。

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