■封筒工房通信 Vol.80(2026.06)

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加工紹介

今回の加工紹介は【封筒の窓貼加工】についてご紹介いたします。 封筒の窓加工はラミネートなどと違い、窓周辺のみに部分的にフィルムを貼る方法で加工しています。
ガワをエキセンやトムソンで抜いた後、袋にする前に展開状態での加工になります。

【動画での説明はこちら】

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封筒の「窓貼加工(まどばりかこう)」とは、封筒の一部を切り抜き(窓抜き)、その裏から透明なフィルム(セロファン)や半透明のフィルム(グラシンフィルム)を貼り付ける加工のことです。 中の書類に印字された宛名や住所を外から見えるようにするために施され、請求書やダイレクトメール(DM)などで広く利用されています。

窓貼加工の主なメリット

エキセン抜きの特徴

封筒への宛名書きや、宛名ラベルの印刷・貼り付け作業を省略できます。

誤封入の防止

中の書類(宛名)と封筒の宛名が一致しないという、個人情報漏洩などの重大なミスを物理的に防ぐことができます。

コスト削減

ラベルシール代や、宛名印字にかかるインク代などのコストを削減できます。

中身の確認

封書の宛名として使う以外にもパッケージとして使う場合には中に入れた商品を見せるために使う場合もあります。

窓フィルムの種類

セロファンフィルム

非常に透明度が高い。
セロファンという通称ではあるがOPSフィルムのため廃棄時に封筒から剥がしてプラスチックゴミ(または燃えるゴミ)として分別が必要。

グラシンフィルム

半透明の紙素材。光沢があり滑らか。透明度はフィルムに劣るが、宛名の読み取りには十分。
封筒から剥がさず、そのまま「古紙(紙ゴミ)」としてリサイクル可能。

耐熱フィルム

オンデマンド印刷用に使っているフィルムで透明度はセロファン同様に高い。
強度がありセロファンより破れにくいがカットしにくく加工適正は低い。

窓貼加工の製造工程

窓貼加工は、封筒が袋の形になる前(展開された1枚の紙の状態)に行われます。

1.窓抜き(まどぬき)

展開された状態の用紙の指定位置を、窓の形(長方形、角丸、特殊な形など)に専用の刃型で打ち抜きます。

左:ポンスタガネ。数十枚を束ねて窓型を抜く際の刃型
右:ピナクル刃と彫刻刃。窓貼機に取り付けて抜き貼りを同時に行う際の刃型

2.糊(のり)付け

打ち抜かれた窓の穴の周囲(紙の裏面)に、窓素材を接着するための糊を塗布します。

3.窓素材のカットと貼り付け

ロール状になっている窓素材(グラシン紙やフィルム)を、窓の穴より一回り大きいサイズに高速でカットし、糊を塗布した部分に正確に貼り合わせます。

詳しい説明は封筒工房の製作事例もご覧ください

【展示会出展予定】

【パッケージ展2026】

2026年8月4日(火)~5日(水)に大阪府の大阪産業創造館で開催されます。パッケージ展2026に出展いたします。
パッケージは、商品の価値や特徴を視覚的に伝え、お客様が商品を選ぶ際に大きな影響を与える重要な要素です。
そこには、商品を保護・保存し、その特徴を視覚的に伝える「機能的な役割」と、お客様の感情に訴えかけ、購買意欲を刺激する「情緒的な役割」の双方が求められます。

今回の展示会では、弊社の加工技術とアイディアが詰まった、「こんなの欲しかった!」と感じて頂ける商品パッケージをご用意しておりますので、ぜひ弊社ブースでご覧になってください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

パッケージ展2026の詳細はこちらから!

封筒屋通信2026年6月号のご案内

通信サンプル6月号
今月の封筒屋通信は、【トップコート紙】をご紹介いたします。

コート紙は表面に光沢のある塗料が塗布されており、発色が非常に良いことが特徴です。

チラシやパンフレットなどにも使用される代表的な用紙で、封筒においては、キャラクターものや写真の印刷などによく選ばれています。

今月はこの用紙を使って、商品パッケージを作成しました。
アクリルスタンドや缶バッジを入れる、グッズ用のパッケージです。
コート紙なら鮮やかに仕上がるため、商品のイメージや内容物をとてもきれいに印刷することができます。

封筒屋通信2026年6月号はこちら

おわりのことば

いつも封筒屋通信をお読みいただき、ありがとうございます。

辰巳

緑屋紙工の辰巳です。

現在開催中の2026年ワールドカップ、日本の大躍進に大いに盛り上がっていますね。
日本はサッカーにおいては遅れていると思っていましたが日本代表の戦いぶりを見ていると運や偶然ではなく世界のトップチームとの実力差が確実に縮まっていると感じます。

さて、今回の大会には2つの「史上初」があるのですがご存じでしょうか?
まず1つ目は史上初の3カ国共同開催です。日本と韓国の同時開催はありましたが今回はカナダ、アメリカ、メキシコの3カ国同時です。
2つ目の史上初は出場国が48カ国に拡大したことです。
これにより試合数も104試合に増加し開催期間も6/11から7/19までの約6週間となりました。

実はこの出場国の増加が3カ国同時開催とも関係しています。
出場国が増えることで開催国が出す資金も大きくなりますのでよほど経済的にもスタジアムなど設備的にも余裕がある国でなければ単独開催は難しくなってきたという理由があります。

出場国増加の背景には「サッカーのグローバル化」という建前の裏にFIFAの経済的、政治的な思惑もあるのかもしれませんが個人的な意見としてはワールドカップを長く楽しめるので大歓迎です。
この記事が届く頃には日本対ブラジルの結果も出ているとは思いますがどのような結果であれ最後まで選手たちを応援したいと思います。

内原

緑屋紙工の内原です。

6月が終わりを迎え、本格的な夏の訪れを感じる今日この頃です。皆様体調にはお気をつけてお過ごしください。
先日、最近街中でよく見かける「ガチャガチャ(カプセルトイ)専門店」に足を運ぶ機会がありました。
お店に入ってまず驚いたのが、その圧倒的なスケール感です! 店舗の隅から隅まで、所せましと並ぶガチャガチャの機械。そして、カプセルを求めて集まる人の多さにも圧倒されてしまいました。人気の高い商品の前には長蛇の列ができており、現在のブームの凄まじさを物語っていました。
どうしてこれほど人気があるのか不思議に思っていましたが、試しに少し回してみてわかったことがあります。

アニメキャラはもちろん、リアルすぎるミニチュア食品、お馴染みの生活雑貨まで、ありとあらゆるジャンルのフィギュアやグッズが「これが数百円!?」と驚くほど高いクオリティーで作られているのです。
しかし、それ以上に人々を引きつけるのは、ガチャを回す際のあの「ドキドキ感」ではないでしょうか。何が出るかわからないスリルと、自分の幸運を期待する高揚感こそが、カプセルトイの最大の魅力なのだと実感しました。
皆様も大人になった今だからこそ、あの特別なワクワク感を味わいに、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。