■封筒工房通信 Vol.83(2026.09)
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加工紹介
今回の加工紹介は【ツメ抜き加工】についてご紹介いたします。
ツメ抜き加工とは封筒の口に半円の穴を開けて指をかけて開けやすくするための加工です。
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ツメ抜き加工は何のため?
フタのない封筒(平袋)の口を開ける時に紙が重なっているために開けにくく中身の出し入れがしにくくなっています。
そういった時に口の一部を半円にカットすることでその位置から袋内部に指をひっかけて口を開けやすくするための加工を「ツメ抜き」と言います。
また、一般的には半円が多いですが三角やコの字型などデザインの凝ったものもあります。
その他の呼び方・類似の加工
指抜き
こちらは中身を取り出しやすくするために指をかける穴であることからツメ抜き同様よく使う呼びかたです。
指かけ
こちらも「指をかける場所」という意味で使います。
半円抜き
加工の形状をそのまま表現した言い方です。
サムホール
CD/DVDスリーブ、パッケージ箱などで使われるデザイン・パッケージ用語です。(サム=親指)
切り欠き
「一部を切り取った形状」を指す工業用語ですが封筒の場合は視覚障害者向けの音声コード位置を知らせるためのものです。
ツメ抜きとは目的が違うためサイズは6mm程度とツメ抜きより小さい穴が多いです。
弊社での加工方法
ツメ抜き用の部分刃物を使う(エキセン)
エキセンの機械にツメ抜き用の刃型を取り付けることでエキセンと同じ作業で型抜きを出来ます。
一枚ずつではなく数十枚の束を同時に抜くため刃の圧力によって若干のズレ、ダレ・まくれなどが起こります。
利点は型作成の必要がないこと、トムソンに比べてセットに時間がかからないためコスト面で優れています。
トムソンで全体を抜く型を使う
一枚ずつ機械で抜くため抜き型は安定しておりズレも少なく断面も綺麗な仕上がりになります。
専用の木型を作成するため初期費用が高くなりますので小ロット向きではありません。
詳しい説明は封筒工房の製作事例をご覧ください
封筒屋通信2026年9月号のご案内
通信サンプル9月号
今月の封筒屋通信は、【白仙貨 奥越(no.6541)】という用紙をご紹介いたします。
奉書紙らしい質感はそのままに、少し黄みがかった色味がぬくもりを感じさせてくれます。
つるつるとした面とざらざらとした面からなる奉書紙はどちらの面を表とするかによって、仕上がりの雰囲気がガラリと変わります。
今月はこちらの用紙を使用して、ポチ袋を作成いたしました。
年末に向けてポチ袋の製作をご検討中の方は、ぜひ緑屋紙工までお問合せ下さい!

おわりのことば
いつも封筒屋通信をお読みいただき、ありがとうございます。
緑屋紙工の辰巳です。
今回は誤用されがちな言葉についてお話しようと思います。
日本語の中にはニュアンスとしては近いのですが意味が全く異なる使われ方をしている言葉があります。 中には日本人の7割が誤用で覚えてしまっている言葉もあるようです。
意味が逆転しやすい言葉
・役不足(AIによると約6割の人が誤用で覚えています)
誤:私にはこの役目は荷が重い
正:私にはこの役目は軽すぎる
・確信犯(AIによると約7割の人が誤用で覚えています)
誤:悪いことだと分かっていながらあえて行う犯罪
正:道徳/宗教/政治的に正しい事だと信じて行う犯罪
ニュアンスが間違われやすい言葉
・姑息(AIによると約7割の人が誤用で覚えています)
誤:卑怯である、ズルい
正:一時しのぎである、その場しのぎ
・破天荒(AIによると約6.5割の人が誤用で覚えています)
誤:豪快で荒々しい様子、無茶苦茶なこと
正:今まで誰も成し得なかったことすること、前人未到
このうちのいくつかは実は私自身も知らず知らずに誤用で使っていました。
時代の流れによって変化する場合もあるとは思いますが文化を守る意味でも正しい使い方、意味を心がけていきたいと思います。
緑屋紙工の内原です。
9月も終わりになり、朝晩は少し肌寒い日も増えてきました。季節の変わり目ですので、お身体に気をつけてお過ごしください。
先日、ずっと欲しかった自転車をようやく購入しました
大阪に住み始めてから欲しいと思っていたのですが、なかなか腰が上がらず……ようやく購入できました。
さっそく近所の買い物やちょっとした外出に使っているのですが、改めて見ると大阪の自転車の多さに驚かされます。
調べてみると、自転車の保有率は全国1位なのだそう。坂道が少なく商業施設がギュッと集まっていますし、電車も便利ですが自転車があればどこへでも行けてしまいます。
あとは、大阪人の「せっかち」な気質も関係しているのかもしれません(笑)
最近はルールや法律も整い、利用マナーもずいぶん良くなってきましたよね。私もしっかりマナーを守って、安全&快適な自転車ライフを楽しみたいと思います。



