端的にお伝えすると、四角に断裁した紙の四隅を専用の刃で切り落とし、封筒の展開図(開いた状態)の形を作る「型抜き加工」のことを指します。
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エキセン抜きの特徴

加工の仕組み
四角く裁断した紙の四隅に、「エキセン刃(タガネ)」と呼ばれる刃を上から落として不要な角を切り落とします。
処理スピード
構造自体はシンプルなためセットを短時間で出来ます。
400枚程度の束になった紙を一度にドスッと抜くことができるため、非常にスピーディーです。
※紙質、厚さによっては抜きズレが起こらないように数量を減らします
コストメリット
あらかじめ決まった角度の既存の刃を組み合わせて使うため、専用のオリジナル型をイチから作る必要がなく安価に加工できます。
名前の由来
業界に昔から浸透している名称ですので諸説あるかもしれませんが「エキセン」とは、英語の Eccentric(エキセントリック=偏心、中心からずれていること)という意味です。機械の回転運動を、中心からずらした軸(偏心軸)に伝えることで、上下の強いプレス運動に変換する仕組み(エキセンプレス)を利用して紙を打ち抜くため、「エキセン抜き」と呼ばれていると思われます。
「ビク抜き(トムソン抜き)」との違い
封筒の型抜き加工でエキセン抜きとよく比較されるのが「ビク抜き(トムソン抜き)」です。主な特徴と用途は下記の通りです。
エキセン抜き
既存の刃で四隅を切り落とす。型代などの初期費用がかからないが一般的な封筒形状のみ。
ビグ抜き/トムソン抜き
刃を埋め込んだ専用の木型で全体を抜く。専用の抜き型作成が必要。 作業の工賃もエキセンよりは高いがミシン目やジッパーを入れたりフタを丸くしたりこだわりの形状に出来る。

みどりん
一般的な型でいいのでなるべく低コストで作りたい時は「エキセン抜き」が、特殊な窓枠や変わったデザインで作りたい場合は「トムソン抜き」が選ばれます。
印刷や封筒のオリジナル発注などでこの言葉を見かけた際は、「安くスピーディーに作れる、標準的な型抜き方法のこと」と思っていただければ間違いありません。
印刷や封筒のオリジナル発注などでこの言葉を見かけた際は、「安くスピーディーに作れる、標準的な型抜き方法のこと」と思っていただければ間違いありません。


