蒸着紙(メタル紙)の封筒
今回の加工紹介は蒸着紙(メタル紙)での封筒加工についてご紹介いたします。↑こちらをクリックしていただけましたら動画へ飛びます
蒸着紙の最大の特徴はまるで金属のような光沢が放つ圧倒的な派手さです。 この見た目のインパクトを活かしてパッケージやブックカバーなど比較的厚い紙での印刷物に使われることが多いのですが封筒でも加工可能です。 封筒の加工は水溶性の糊を使って接着するためアルミ蒸着の紙とは相性が悪く、十分な接着が望めませんが弊社ではパッケージ用の強粘着糊を使うことで対応しています。
注意点としては蒸着紙に印刷する場合、UVインキなど速乾性の高い印刷が求められます。 また紙自体の地が強く出てしまい思う通りの色が出ませんので下地に白をひいた上に印刷するなどの工夫が必要です。 封筒の製袋加工時も蒸着紙の中でも表面が鏡面状の紙質のものは傷や指紋が目立ちやすく機械を通る時の傷がどうしてもついてしまいます。
↑光を反射させて見ると傷が入っているのがわかります
蒸着紙にもヘアラインの入ったものやエンボスの入ったものなど種類が豊富ですのでデザインや用途に合わせてイメージに合うものをお選びいただけます。 化粧品などの紙製パッケージや特別感を出したいDMなど普通の封筒とは差別化したい時におススメの紙です。 一目でわかるくらいに目立ちますね。
みどりん
写真はゴールドの封筒ですがシルバーもあります。
印刷することで色付きのメタリックも表現できます。
仕様 アルミ蒸着紙